九州初の「見えない矯正」専門歯科

緑あふれるリラックス空間で、世界レベルの“見えない”矯正治療を。

2017.02.13更新

皆さんはTCHという歯に関する言葉をご存知でしょうか?

Tooth Contacting Habitの略称で、日本語で訳すと歯列接触癖と呼ばれています。

これは、上下の歯を無意識にそして持続的に食いしばり(接触)させてしまう癖のことを指しています。

通常、上下の歯は食べ物を食べたり、重いものを持ち上げるときに力を入れたりするとき以外は咬んでいません。

一般的な接触時間は一日20分前後と言われています。
しかしながら、TCHの傾向がある人は、もっと長い時間、上下の歯を接触させてしまっています。
これにより、体に力が入ってしまうため筋肉の長時間の緊張や疲労、顎への負担が増加して様々な問題を発症し、そのほか様々な体の不調に関係していると言われています。
特に歯列矯正治療にとってはマイナス要因になりますので改善が必要です。


TCHの原因

精神的要因:ストレスなどにより過度の緊張が主な要因と考えられます。交感神経が優位になり口腔周囲筋の緊張により食いしばりがおこります。
物理的要因:歯並びが悪く、部分的に高い状態や低い状態が起こると、かみ合わせが不安定になり食いしばりをひきおこします。


TCHによる症状

顎顔面に起こる症状:応力が強くかかる歯槽骨部分に骨隆起ができる。また、歯牙のクラックや破折、咬耗、歯牙の動揺、歯周病の進行、顎関節症など
全身的な症状:首や肩こり、自律神経の問題、頭痛、不眠症など



TCHの改善方法

日中のTCHはご自身が意識することで緩和することができると考えられます。

以下のステップで改善に取り組まれることをお勧めしています。



ステップ1 
頬の筋肉の動きを認識する
歯が接触したとき、頬の筋肉が働くのをまず確認してみます。
強く噛み締めなくても筋肉が使われ、疲労します。無意識の行動が自分をいかに傷つけているかを認識することが大切です。



ステップ2 
身の回りの貼り紙を見て脱力する
パソコンやテレビ、洗面所など身の回りに貼り紙をします。
貼り紙の内容は「歯は離れてる?」など歯の接触に気づけるようなものであればどんな内容でも構いません。
日常、その紙を見たら鼻から大きく息を吸い、口から吐いて脱力します。(上下の歯を離す)

これを日に何回か繰り返して少しずつ条件反射の状態にしていきます。



ステップ3 
歯の接触に気づいて脱力する
貼り紙を見なくても歯の接触に気がつくようになったら、その瞬間に条件反射として脱力するようにします。
ここまでできるようになると、口に違和感がなくなり、歯が離れている方が楽に感じるようになります。





就寝中に無意識にしてしまう歯ぎしりを改善するために、マウスピースを装着したり、噛み合わせの調整を行うケースがありますが、日中にこうしたTCHの改善に取り組むことで就寝中の歯ぎしりが緩和されることも十分に考えられます。


また、肩こりなど体の不調の原因がこのTCHが関係している場合もありますので、この機会にご自身の歯の接触癖について意識して把握していただくと宜しいかと思います。


他にも適度な運動や全身のストレッチなどでストレスを解放することも重要です。
特に不正咬合がある場合には歯列矯正専門医による的確な治療が有効です。

投稿者: SMILES矯正歯科

PageTop