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2016.10.18更新

私たちは食事をするときに、口の中がどのように機能しているかを特に意識することはありません。
しかしながら、「食べ物を食べる」という行為は、様々な器官が密接に関係し合うことで実現できていることなのです。それらの運動を摂食嚥下といいます。
長く健康に生きていくために食事は非常に重要なものですので、歯並び・噛み合わせと摂食嚥下の関係について書いてみたいと思います。

 

 

摂食と嚥下の仕組み


摂食・嚥下とは、食べ物の形や質や量を認識し、食べ方を判断し、食べ物を咀嚼して飲み込みやすい形状にして、そして食べ物を飲み込み胃に送り出すことを指しています。
一連の摂食嚥下運動は、歯・舌・頬・顎・喉の筋肉など様々な器官が関係し合うことで行われています。

 

老化などにより、器官の機能が低下すると嚥下(飲み込み)がうまくできなくなってしまう場合があります。
例えば、以下のような原因が主に聞かれるものです。
・嚥下に必要な筋肉の衰え(筋肉減少症という病気が最近注目されています)
・虫歯や歯周病などで歯が弱くなり、咀嚼機能が低下する
・唾液の性質と量の変化 など

これらに加えて、歯並びが悪く噛み合わせがきちんと機能していないということも原因の一つにあげることができると思います。

 

 

歯並びが悪い人は正しい嚥下(飲み込み)ができない?


嚥下をするときには、正常な場合は口を閉じた状態で嚥下を行います。
口を閉じることで食べ物に陰圧(いんあつ)をかけ、喉の奥へと食べ物を移動させていきます。

このときに、開咬(前歯が上下に開いている)になっている人の場合は、口が開いている状態になってしまうため、口腔内に陰圧がかかりにくく、嚥下もしにくくなります。
また著しい狭窄(せまい)歯列においても舌の機能に影響します。

嚥下にはバランスが取れた正しい歯並びと噛み合わせが大切ということです。

 

 

嚥下(飲み込み)と舌の癖について


嚥下運動には舌の動きも密接に関係しています。

舌には「タングスポット」と呼ばれる位置が存在します。
上の歯の真ん中、前歯の裏側から7mm程度の箇所がタングスポットです。

嚥下をするときに、正常の場合、舌はこのタングスポットにあります。
しかしながら舌に癖がある場合は、嚥下の瞬間に舌が前歯を押しているような人もいます。
これは出っ歯(上顎前突症)の原因になります。


舌の癖を改善するための方法はいくつかの方法があり、過去に関連する記事を書いていますので参考にしてください。
MFT(口腔筋機能療法)について!訓練方法や効果は?使用器具は?

 

 

咀嚼時のチューイングサイクルとは?


嚥下だけではなく、咀嚼についても少し触れたいと思います。
咀嚼に関係する言葉で、チューイングサイクルというものがあります。
チューイングサイクルとは、食べ物を咀嚼するときの下顎の動く経路のことです。
咀嚼時の下顎は、垂直に上下しているのではなく、右側か左側に偏って円運動をしています。
正常な咀嚼が行われている場合は、チューイングサイクルの形態は安定し規則的になっています。
逆に、動きが不規則であったり、引っ掛かりがあったりする場合は、顎関節に異常がある場合が考えられます。

 

 

まとめ


摂食嚥下がうまく機能していなく困っている人で、歯並びや噛み合わせが正しくない場合は、それらを改善することで嚥下機能も改善できる可能性があります。
お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

投稿者: SMILES矯正歯科

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